【書評】伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則/文章を書くのが遅いサラリーマンの為の文章術

書評

文章を書くことに関して、苦手意識を持っていませんか?

部下
部下

僕、文章を書くのが遅いんです・・・

さらりまん
さらりまん

今の時代、文章を速く書けるに越したことはないね。速く書くテクニックを教えよう!

サラリーマンにとって、速く文章を書く技術は必須です。なぜなら、速く書ければ、その分だけ時間を有効に使うことができるから。

働き方改革により、今まで以上に効率的な仕事が求められています。なので、「書きたいことを、素早く書くスキル」を身に付けておくことには、大きな意味があります。

「遅筆」に悩んでいるサラリーマンの方には、この記事で紹介する『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則』(山口拓朗・著/明日香出版社)がお勧めです。

この本は、「相手に伝わる文章」を速く書くテクニックを沢山教えてくれます。

具体的には、この記事で紹介する3つのことを守れば、今よりも格段にライティング・スピードが上がるでしょう。

書く前にイメージする3つのこと

速く書く為に大切なことは、「書く前のイメージ」です。

具体的には、以下に挙げる3つをイメージしてください。

①ターゲット

~その文章を読ませる相手

②書く目的

~その文章が最終的に目指すゴール

③読み手のニーズ

~読み手が求めていることを把握

伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則 第1章~文章を書く準備をしよう

例えば、こんなことを漠然と思ったとします。(私の実体験です)

上司から評価されずに落ち込んだ

そんな時、アドラー心理学の本を読んで気持ちを整理できた

同じように悩んでいる人に是非この本を紹介したい

この思いをブログに書こうとするとき、まず上記の3つを思い描いてみます。

①ターゲット

⇒「上司を持つサラリーマン」

②書く目的

⇒「同じ悩み(上司から評価されないこと)を持つ読者に、この本を読もうと思ってもらう」

③読み手のニーズ

⇒「悩みの具体的な解決法を知りたい」

どんな文章でも、ターゲット、書く目的、読み手のニーズは存在します。

間違っても、書く内容をイメージできてない状態で書き始めないことです。

書く前に2種類の情報を集める

そして、もう一つ大切なことは、「書く前の情報収集」です。

具体的には、書く前に次の2つの情報を掴んでください。

④主観的な情報

~書き手の体験

~(体験に基づく)感想や意見

⑤客観的な情報

~本、雑誌、ネットの情報

~人から聞いた情報

~現地で調査した情報

伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則 第1章~文章を書く準備をしよう

先ほどの例なら、こんな感じでしょうか。

主観的な情報

⇒「上司に評価されず落ち込んだ」という体験に対して、本を読んで得た気付き

客観的な情報

⇒本に書いてあることを咀嚼(意味や内容を深く考えて理解)する

実際に、①~⑤を準備して書いた記事はこちら。

「型」を活用して、一気に書き上げる

最後に、知っていると便利なテンプレートがあります。

私のお勧めは、「結論優先型」です。

(A)結論

(B)理由

(C)詳細・背景

(D)まとめ

伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則 第1章~文章を書く準備をしよう

(A)~(D)の順番に書いていくだけです。

例えば、このツイート。

文章の「型」は、他にも色々あります。「型」を活用して、文章全体の設計図を描きましょう。

慣れてくれば、テンポよく一気に書けるようになるでしょう。

まとめ

文章を速く書く方法を簡潔にまとめると、こうなります。

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「事前の準備」と「型の活用」

そして、この本には、こう書かれています。

最初は50%の完成度でOK

本当にそのとおりだと思います。

最初から完璧な文章を書ける人など、いないでしょう。

文章というのは、最初ザッと書いて、そのあと見直して完成度を高めていくものです。

「完璧」より、まず「完成」を目指すのは、文章に限らず仕事の基本ですね。

「問題解決」や「目的達成」の為の文章(小論文や企画書のような文章)でも、世間に溢れているネット上の文章(SNSやブログの文章)でも、この本に書かれているような「文章テクニック」は、大いに役立ちます。

ただし、大多数の人々に読まれる可能性があるネット上の文章は、「文章を書く際の基本的な考え方(本質)」を知っておくことも大切。

文章を書く本質については、こちらの記事にズバっと書きましたので、参考にしてください。

私も以前は「遅筆」で悩んでいましたが、この記事に書いたポイントを意識することで、ライティング・スピードが進歩している実感があります。

あとは、繰り返し書いてトレーニングするしかないですね!