【書評】40代でシフトする働き方の極意/大企業は30代までに幹部候補を絞り込んでいる?!これからの働き方を再考せよ!

書評

先日、電車の中で、こんな広告を目にしました。

終身雇用・年功序列の崩壊、副業解禁で日本が手に入れるものは何か?

確か、リカレント教育(社会人の学び直し)をやってる会社の広告だったと記憶してます。

会社帰り、疲れて電車に飛び乗って、こんな壮大なテーマをいきなり問われても・・・

さらりまん
さらりまん

即答できない・・・

せっかく問われたので、息を整えて考えました。考えること5分、昔読んだ本に、その答えのヒントを見つけました。

その本は、「40代でシフトする働き方の極意」(佐藤優・著/青春新書)。

この本は、会社人生の後半に差し掛かるサラリーマンに向けて、これからの「働き方」の指針を示してくれています。

大事な40代を何も考えず漫然と過ごしてしまいそうになっている企業戦士の方々へ。

さらりまん
さらりまん

この本は、絶対読むべき本です!

もはや日本企業の終身雇用は過去の産物

新卒採用、年功序列、終身雇用。

これらは、高度成長期の日本企業の働き方を支えてきたシステムです。

2019年4月、経団連の会長が「今後、企業は終身雇用を維持するのは難しい」と発言しました。

その背景には、以下の理由が考えられます。

・近年、時代の変化が速く、高度成長期のように会社の業績が上がり続ける保証がない

・今後、少子化で労働力が減るなか、業績を上げられない社員を定年まで雇い続ける余裕がない

事実、大企業のリストラは目に見えて進んでいます。業績が黒字でも早期退職を呼び掛け、使えない中年社員を損切りする会社が増えています。

僕も、まさに40代の中年サラリーマン。大企業で働いてますが、正直、いつリストラされてもおかしくない年齢です。

幸いにも、僕は「もはや終身雇用は幻想」と気付いているので、何とか自分の価値を高めようと、読書とブログで言語化能力を鍛えようと取り組んでいるところです。

これからは、生産性を意識した働き方が大切

僕は、今後の日本が抱える最大の問題は「少子高齢化」だと思います。

言うまでもなく、少子化で労働人口が減少すれば、日本全体の労働力が落ちる。労働力が低下すると、国全体の富を生み出す力が落ちる。すると、経済成長が止まり、国力の減退に繋がります。

その対策として、今、国を挙げて「働き方改革」に取り組んでいます。

「働き方改革」は、以下を目標に、日本人一億人が活躍できる社会の実現を目指すもの。

・時間外労働の削減

・労働生産性の向上

・女性や高齢者の活用

要は、これから労働人口が減ってくるので、より合理的に労働力を確保し、活用していこう!という施策ですね。

日本の各企業が、生産性を上げる取り組みをすることは、これからの日本にとって大切なんです。

僕の会社でも労働効率を上げる為に様々な取り組みをしています。

以前、こんなツイートをしました。

以上を踏まえ、冒頭に書いた電車の広告「終身雇用・年功序列の崩壊、副業解禁で日本が手に入れるものは?」に対する僕の答えはこうです。

さらりまん
さらりまん

人材の流動化が進み、我が国は、より合理的に労働力を手に入れることが可能となる

本当の意味での、自分自身の働き方改革を!

この本では、これからの会社人生を自分で戦略的に決めていく必要があると述べています。

この本によれば、大企業では、30代のうちに幹部候補の社員を絞り込んでいるとか。

出世レースに挑むのか、出世レースから降りる(叶わぬ夢は追いかけない)のか、しっかり自分で判断していくことが大切です。

もう1つポイントとなるのは、時間の使い方

「何に時間を使えば、一番効率良く自分の価値を高められるのか?」を考えること。

例えば、僕の残業代は1時間で約2,000円。1日3時間の残業で、残業代は6,000円になります。

ただ、その3時間を別のこと(自分の資産価値を高める行動=具体的には勉強、運動、趣味など・・・)に使えば、後になって6,000円以上の収入に化ける可能性がある。

このような、経済学で言うところの「機会損失」の考え方ができるかどうかが大事です。

これからは、戦略的に時間を使い、漫然と過ごさないこと・・・このことに気付かせてくれた、僕にとって有意義な本でした。