【書評】7つの習慣/サラリーマンがおちいりがちな時間厳守のワナ

書評

先日、会社での出来事。

部署の方針を決める大事な打ち合わせ。真剣に議論したけどなかなか結論がでない。

会社の会議は「朝まで生テレビ」ではないから、何らかの結論は出したい。

会議開始から1時間たって、あともう少しで結論が出そうなところまできた。

そのとき、こんな会話が繰り広げられました。

男性課長
男性課長

会議終了の時間です。終わりにしましょう。

女性部長
女性部長

いや、まだ重要なことが決まってないので、続けましょう。

僕の会社は仕事の生産性をあげるために「会議時間は1時間以内にしよう!」という決まりがある。(ただ、守らなくても罰せられない)

きっちり時間を守ろう」とする課長に対し、部長は「しっかり結論を出すべきだ」と。

さて、どちらが正しいことを言っているのでしょうか?

この答えは、有名な「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)から、導き出すことができます。

7つの習慣が実践できているかを問う

「7つの習慣」は、人間の成長に必要な7つの心がけを体系化した思想

「7つの習慣」によれば、僕が習慣にすることは、以下の7つ。

(1)僕の行動は僕が責任をもって決める

(2)僕自身の生き方の方向性を決める

(3)重要なことをする為に僕は時間を使う

(4)僕とあなた、双方が幸せになるように努力する

(5)僕は、あなたの考えをよく聞き、心から理解するようにがんばる

(6)僕とあなたの相違点を足し合わせて、より高い所にいけるようにする

(7)僕は「心と体」「知性と社会生」を日々きたえていく

「7つの習慣」を読んだ率直な感想は、「自分は他者へのアプローチが未熟」ということ。

「この7つ、自分はできているだろうか?」と考えてみると、「他者」が出てくる(4)~(6)は、まだまだ習慣になってないと自覚しました。

「他人に貢献していく気持ち」をもっと持たないとダメだなと。

「緊急ではないが重要なこと」に時間を使う

さて、冒頭の会話のシーンですが、ヒントは「7つの習慣」の一つにあります。

重要なことに時間を使う(第3の習慣)

これは「時間の使い方」に関する習慣。

「重要なこと」というのは、「やらなければいけないこと」です。

「重要なこと」には2つあります。

①緊急性があること

②緊急性がないこと

①「緊急性がある、重要なこと」は、納期がある仕事、病気や災害の対応、など。

②「緊急性がないけど、重要なこと」は、健康づくり、知識の形成、など。

①に時間を使うのは当たり前ですが、ポイントはいかに②に多くの時間を使えるか

他の記事でも何度も書いてますが、「無形資産の形成」というやつです。第3の習慣は、本当に納得できます。

いづれにしても、「重要なこと」に時間を使うこと

逆に「重要じゃないこと」に費やす時間を極力減らすと幸せになれる。

「重要じゃないこと」は、例えば、ダラダラ会議、付き合いの飲み会、スマホゲームとか。

僕なんかは、グチを言い合う付き合い飲み会は一切参加しません。

時間を管理してはいけない、行動を管理せよ

前置きが長くなりましたが、もう、おわかりですね?

冒頭の会議室での会話、正しいのは「部長」です。

なぜなら、部長は、「重要なこと」に時間を使おうとしているから。

これがもし、ダラダラした報告会のような会議だったら「課長」が正しい。

大切にしたいのは、こういうことです。

「時間を管理する」のではなく、「行動を管理する」

そもそも時間の管理なんかできません。

僕の経験からも、毎日、突然のクレームや急な打ち合わせなど想定外のことがおこる。あらかじめ立てた時間計画どおり物事が進むことはまずありません。

時間に犯されてはいけない。

時間に管理されるのではなく、優先すべき「行動を管理する」のです。

何に時間を使うのがいいか、それだけを考えてください

最後は、熱くなってしまいました(笑)

7つの習慣をまだ読んでない方はマンガ版がおすすめです。簡潔で読みやすいですよ。