【書評】人生を面白くする本物の教養/知識を詰めこんだあとに、絶対にやらなければいけないこと

書評

あなたは今を楽しんでいますか?

人生は楽しいことがたくさんある方がいいですね。

この記事では、人生を楽しく過ごしていくための一つの方法をお伝えします。

「人生を面白くする本物の教養」(出口治明・著/幻冬舎新書)という本をご存じでしょうか?

この本は「教養」をテーマにした本です。「教養」こそが人生を楽しむ秘訣と述べています。

「教養」がある人とは、どんな人か

本書が伝えていることは、こういうことです。

教養を身につけると、人生がワクワク、楽しく、おもしろくなる

すばらしいと思いませんか?

「教養」があると、人生が幸せになるんです。

そして、本書は「教養」についてこのように書いています。

教養とは、生き方を指す言葉

これは、どういうことか。以下に解説します。

ふつう「教養」というと、知識や情報をいっぱい持っていることだと考えます。

いろんなことを知っている人を、「教養がある人だなぁ」と言ったりしますね。

ところが、「教養」はそれだけではないのです。

広い知識や情報をもとに、「自分の頭で考える」こと。

腑に落ちるまで考え抜く。これこそが本物の「教養」だと。

「知識」を「教養」に昇格させる方法(図解)

解説しやすいように、図で示すとこうなります。

悪いクセで、すぐ図解してしまう(笑)

例えば、A、B、Cという3冊の本を読む。そして、それぞれの本に書かれいる内容、筆者の主張を理解する。この段階では、自分の頭に知識を詰めこんだだけです。

これだけでは、「教養」とは言えません。

このあとが重要。「自分の頭で考える」という作業が必要になる。

「自分の頭で考える」とは、「なるほど」「ためになった」「面白かった」といった感情レベルではダメです。

あくまでも、論理的な思考を要します。

「論理的に考える」意味については、浪人時代、予備校の現代文の先生から、こんなことを教わりました。

・「論」という字は「つなぐ」という意味をもつ

・「理」という字は「分ける」という意味をもつ

つまり、「論理的に考える」とは、ものごとを「くっつける」か「分ける」作業だと。実にシンプルでわかりやすいと思いました。

AとBの主張は同じだ(くっつく)。AとCの主張は相違している(分ける)。これが「論理的に考える」です。

そして、考えた結果に対して「自分だったらこう思う」という意見をもつこと。

この段階までくれば、「知識」から「教養」に変化します。

「教養」とは生き方を指す言葉

「教養」が身についた人(知識をもとに、しっかり考えて、自分の意見をもった人)には、自分の価値観がそなわります。

すると、自分の信念にもとづいて行動できるのです。

教養とは生き方を指す言葉」と本書が言うのは、そういう理由だと理解しました。

教養を身につけると、自分の中に確固たる精神文化が醸造されるわけですから、好奇心に満たされる確率が高くなります。人生のワクワクが増えるというのも、大いに納得できます。

僕自身は教養を身につけたいと思っています。一度きりの人生、楽しく充実した人生を送りたいからです。

そのために、たくさん本を読んで、考えたことをブログに書くということを続けています。(正確に言うと、「教養を身につけるため」というより「楽しいから」やっているという感覚です)

ただ、まだまだ教養があるというレベルではないというところが実感で、残念でなりません。