【書評】脳を活かす勉強法/仕事ができない人から、仕事ができる人に進化する方法

書評

・仕事ができない

・勉強が苦手

・運動が苦手

こんなふうに、自分の能力に劣等感があり、少しでも上達したいと思っている方。

この記事を読めば、一歩前に前進するかもしれません。

解決策はシンプルです。

人間の「脳」のカラクリを知っていればいいのです。

「脳を活かす勉強法」(茂木健一郎・著/PHP研究所)という本をご存知ですか?

この本を読めば、ものごとが上達していく「脳」の仕組みを、わかりやすく理解できます。

溢れるほどに、ドーパミンを放出せよ

仕事、勉強、運動・・・

新しいことを覚えるのが面倒くさいという人がいますが、それは明らかに誤解です。

なぜなら、本書には、こう書かれています。

人間の「脳」は、新しく学ぶことに深い喜びを感じるように設計されている

「脳を活かす勉強法」より

人間は、学ぶことがうれしくて仕方ないということです。

人間が、他の動物と決定的に違うところは、この「学ぶ力」だと言われています。

・何かができるようになったときの達成感

・新しい知識を手に入れたときの満足感

こうした、達成感や満足感を得ると、「脳」の中で「ドーパミン」という物質が放出されます。

「ドーパミン」は楽しいという感情を引き起こす幸福物質

同時に、新しいことを学ぶことをサポートする学習物質でもあります。

「ドーパミン」が出ると、幸せな気分になるので、また同じ行動を取りたくなります。

結果として、その行動に習熟していくというわけです。

つまり、できないことが、できるようになるには、「ドーパミン」を出し続ければいいのです。

とにかく「ドーパミン」です。ドーパミン、ドーパミンと何回も念じてみましょう。

小さな達成感や満足感を繰り返して「ドーパミン」をたくさん出せば、自然とものごと上達していきます。

新入社員と赤ちゃんの「脳」は同じ?

そもそも最初から仕事ができる人などいません。

新人の頃や、異動した直後は、何もわかりません。

生まれたばりの赤ちゃんと同じで脳が白紙の状態です。

だから、仕事なんかできなくて当たり前なのです。

脳の仕組上「そういうものである」と、まずは理解することが大切だと思います。

そして、そこから仕事ができるようになるためには、少しずつでも経験を積み重ねていくことです。

経験を積むなかで、新しいことを知ったり、何かできるようになったことに、幸せを感じていくこと。

そうすれば、「仕事ができない」から、「仕事ができる」に変貌を遂げるのです。

追伸; 僕は小学生の頃は、親が心配するくらいのバカでした。ところが、中学1年生の最初の中間テストのとき、「社会」で100点を取りました。100点は学年で僕だけでした。先生や親にほめられて、とてもうれしかった記憶があります。いま思えば、このときかなり「ドーパミン」が出ていたはずです。それからというもの、「社会」の勉強が楽しくてたまらなくなり、中学、高校、大学入試まで、ずっと良い成績を取ることができました。「ドーパミンを出し続けて習熟していく」ということを、僕は身をもって経験していたのです。