【書評】理不尽に逆らえ。/面倒なことはコスパ最強、誰もがやりたがらないことをやり続けると・・

書評

どうすれば成功できますか?

成功して幸せになりたい。そんな人生を思い描いている人。

成功する秘訣を知りたいですよね?

いきなり出鼻をくじくようで申し訳ないのですが、僕自身は「成功を目指すべきではない」という考え方です。

こう書くと「あなたは成功したことがないんだろ」と言われそうですが、そのとおりで、僕は成功したことがありません。

というよりも、何をもって「成功した」ことになるのか、よくわからないのです。 

出世して給料が増えることや、子供が良い学校に入ることが「成功」だとは決して思いません。

直近に読んだ「理不尽に逆らえ。」(堀江貴文・著/ポプラ新書)に、良い指摘が述べられていました。

「いま」必要なのは、感情をコントロールする力

本書は、人生を楽しく過ごすために「怒り」の感情とうまく付き合う方法を教えてくれる本です。

理不尽なシステムやルールには「賢く怒る」。

バカなことを言う相手には「反応しない」。

仕事をするうえで必要な能力として、論理的思考力、コミュニケーション力、行動力が大切とよく言われます。

確かにどれも大切ですが、僕はそれ以前にもっと大切な能力があると思っています。

それは「感情をコントロールする力」

怒り、不安、悲しみといった、日々わきおこるマイナスの「感情」をうまくマネジメントする能力です。

これは断言できます。

こういった感情に過度に反応してしまうと、 有意義な生活を送れるはずがありません。

これまでいろんな人物に接してきましたが、「この人は優れている」と感じる人物は、負の感情に向き合うことが上手です。

最近「アンガーマネジメント」に興味があって、本書を読んでみたのですが、とても学びが多い本でした。

「笑い」が大好きな僕にとって、賢く「怒る」方法を学んだことは大きな意味がありました。

成功するには、面倒なことを「いま」続けること

さて、冒頭の「どうすれば成功するか?」ですが、本書はこのように答えています。

面倒くさいことを積み重ねるしかない

「理不尽に逆らえ。」~第2章/怒りをがまんしない

これは、本質をついた重要な指摘だと思います。

「まわりはみんな成功している」と思うと、怒り、あるいは不安や嫉妬の感情がおこる場合があります。

でも、ここはそういった気持ちを抑えて、「自分がいまできること」を地道に続けるのです。

コツコツとやり続けることは面倒くさいです。

でも、考えてみてください。

面倒くさいことには、どういう特徴があるか?

・多くの人がやりたがらない

・地味な作業なので、意外にコストがかからない

「面倒くさい」ことは、誰もやりたがらないので、他と差をつけることができます。しかも、お金がかからない。

「面倒くさい」ことは、実にコスパ(費用対効果)がいいのです。

本書は、成功への近道は「面倒くさいことを続けるしない」と言っています。

一発で劇的に何かが変わる方法などありません。

成功する可能性が最も高いのは、「成功したい」などと思わず、面倒でもいまできる行動をやり続けることだと思います。

ブログを継続すれば、将来いいことがあるかもしれない

僕は昔、営業の仕事をしていましたが、労力をかけて取引先に何回も通い、電話でコミュニケーションをとり続けていたら、大きな契約につながりました。

ブログでもYouTubeでも、コツコツ続けられる人は少ないし、逆に続いてる人は良い結果を勝ち取っていますよね。

面倒くさいことが習慣になっている人は強いと感じます。

面倒なのは最初だけで、習慣化すると結構楽しくなってくるものです。

僕もブログを書いていますが、はじめた頃は思うように書けずしんどかったですが、いまは楽しく執筆しています。

この本を読んで、「ブログを続ければ、将来いいことがあるかも」とあらてめて思うことができました。

成功することを目指さない。

いまできることを目一杯にやって、結果として死ぬときに「成功した人生だった」と振り返りたいものです。